山行活動のご案内

1.登山、ハイキング活動の内容

(1)例会山行
  会が企画、立案して実施する山行で、会山行の中心となるものです。日帰りハイキングが中心となりま
 すが、連休等では遠出をして宿泊山行を行っています。例会山行は月1回以上実施しており、山の自
 然を楽しむとともに、山域研究を行いながら、会員の力量アップも目指しています。

①日帰りハイキング
  地元の北摂や六甲をはじめとして京都・北山、比良、丹波、播磨地域の山 など、日帰り可能な山域
  でハイキングを楽しんでいます。
岩湧山 多紀アルプス
八つ淵の滝 京北トレイル

②宿泊山行
  冬、春、秋の連休等を利用して日本アルプスをはじめ全国各地の山を楽しんでい ます。基本はテント
  泊で行っていますが、ゆったりと自然を楽しむ小屋泊まりパーティーもあります。冬、春の山行は、雪山
  で会員の力量アップをはかっています。
湯布岳 氷ノ山
五竜岳 北八ヶ岳
(2)クリーンハイク
  北摂山の会は自分達の山登りを楽しむだけではなく、登山のフィールドである山岳自然の保護や保全
 を図ることも大切にして活動しています。その一環として年間6回、兵庫県勤労者山岳連盟の各会と
 歩調を合わせて「兵庫の山からゴミ一掃する運動」として山の清掃活動を行っています。山域は中山を
 中心にして北摂の山々で実施しています。会員だけではなく公開で行なっており、一般の方々の参加も
 大歓迎です。実施月は、2,4,6,9、10、12月です。  
鎌倉峡水質検査 百丈岩周辺ゴミ拾い
(3)その他の山行
 例会山行、クリーンハイク以外にも不定期ですが、平日・岩登り・沢登りなどの山行も実施しております。

①平日山行
  ハイカーの少ない平日の静かな山を楽しもうと企画して実施しています。日帰  りが中心ですが宿泊も
  含めて企画する山行です。真夏を除きほぼ毎月実施しています。
大和葛城山 北摂・深山

②岩登り
  岩登りに興味のある会員が中心になって行なうものですが、現在はあまり取り組 めていません。今後レベ
  ルアップをはかりながら岩登り例会を実施していく予定です。 
室内壁(クラックス) ロックガーデン

③沢登り
  沢登りに興味のある会員が中心になって、夏季に比良山系の沢などで取り組んでいます。
比良 白滝谷 比良 白滝谷
(4)個人山行
  会の例会山行以外の山行で、会員の要求や登山レベルに応じて会員が自主的に計画 して行う山
 行です。


2.教育訓練

(1)雪山入門セミナー
  雪山登山をめざしている一般の方々と新入会員を対象にして公開で開講してい ます。雪山登山の
 基礎知識と技術を習得してもらい、事故のない安全で楽しい雪山登山の普及をはかることを目的にして
 います。これまで、現役の大学生をはじめ多くの受講生を輩出してきています。
   毎年1月上旬から2月中旬にかけて開講し、修了山行は比良山系や鈴鹿山系等アイゼンワークやワ
 カン歩行、滑落停止等の雪上技術を重視して行なっています。
座学 滑落停止訓練
武奈ヶ岳 武奈ヶ岳
(2)夏山登山セミナー
  これから本格的な登山をめざそうとしている一般の方々と新入会員を対象にして公 開で開講していま
 す。登山の基礎知識と技術を習得してもらい、事故のない安全な登山を普及することを目的にしていま
 す。2年に1回、7月から8月にかけて開講し、修了山行はアルプス方面の山で実施しています。
座学 河童橋
奥穂高岳 奥穂高岳
(3)事故を起こさないためのハイキング教室
  山で事故を起こさないための知識、技術の普及をはかるために夏山登山セミナーと交互に隔年で9月
 から11月にかけて公開で開講しています。「道迷いを防ぐ地図読み、コンパスの使い方」、「安全に岩場
 を歩く技術、ロープワークを学ぶ」、「事故事例に学び、レスキュー技術を学ぶ」の三つのテーマで実技に
 力点をおいて行なっています。
座学 ピラーロック
(4)岩登り教室
  会員のみを対象に、安全登山の観点からハイキング志向の会員も含めて基本技術の修得を目的に
 実施しています。基本的なロープワーク、確保技術、クライミング技術等を学ぶようにしています。
蓬莱峡(屏風岩) 蓬莱峡(屏風岩)
(5)セルフレスキュー、搬出技術講習
  山で事故によって負傷者が出たり、病気で仲間が動けなくなったとき、その応急処置や山での搬出など
 、迅速で適確な対応が出来るように日頃からセルフレスキューの知識を身に付けることは大事なことです。
 そのためのセルフレスキューの仕方を学ぶ講習や普通救命講習(消防署の協力を得て実施)を会員対
 象に実施しています。
普通救命講習会 レスキュー講習会

3.会の運営体制

  会の運営は、一年に一回開催する定期総会(毎年7月に開催)が会の運営の最高決定機関となっ
 ており、会の運営体制や重要な事柄はこの総会で会員みんなで協議して決めています。日常的な運営
 は、運営委員会(メンバーは10人程度)によって進めています。また、次の専門部を設けて、それぞれの
 分野で活動しています。(山行企画部、機関誌部、自然保護部、教育部、ホームページ委員会)基本
 的に会員はいずれかの専門部に所属してもらうようにしています。
   さらに月に一度、定例集会(毎月第3週の水曜日の夜)を開催し、山行企画の説明や情報交換、
 重要事項の伝達などを行っています。会の運営は、会員みんなの協力のもとに進めるようにしています。


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