山のロープワーク

フィギュア・エイト・ノット


 フィギュア・エイト・ノット(8の字結び)はハーネスにロープを結ぶ時に使用されるなど、 現在のクライミングでは真っ先に覚えなくてはいけない結び方です。

ボウライン・ノット


 止め結びをブーリン結びにくっつけて(結びどうしが離れないように)作り2つの結びを協力させないと解けてしまう可能性があります。また初心者が覚えにくいし、緩むとスッポ抜けるようにはずれる、などの欠点があるため現在はあまり使われなくなったようです。欠点を知って使えば大変便利な結びです。

クローブヒッチ


 結びの位置をそれを解かずに自由に動かせるのと、ひっかける対象(主にカラビナ)を抜けばマジックのようにサットほどけてしまうという特徴があります。セルフビレー(自己確保)をセットするときに使われています。片手で結ぶクラブヒッチがありますが、まずは下図の両手で結ぶ方法が確実に出来るようにするのが良いでしょう。

フィッシャーマンズ・ノット


 ロープスリングを作るときに使います。

ダブル・フィッシャーマンズ・ノット


 ロープスリングを作るときに使います。

プルージック


 テンションのかかったロープから脱出したり、ロープを登る自己脱出、フィックスされたロープに「ブルージックで登る」など、多用途です。

読図

正置の行い方


①地図をお腹の前にくっけて持ち、自分から見て地図の上側を北側に
 する。
②コンパスを地図上に置く。
③地図の磁北線とコンパスの磁針の北(赤色)を一致させるまで体を回
 転させる。
④③で正面が北なので、地図は③の状態を保ちつつ、地図の周りを調
 べたい方向に体を回転する。


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